商号:日本工業検査株式会社
本社事務所:神奈川県川崎市川崎区 本町1-5-16
設立年月日:1963年8月14日
従業員:531名(2022年4月1日現在)
URL:https://www.nikkoken.com/
日本工業検査様にて保持しているシステムの「OSサポート期日」「サーバーH/W保守満了期日」 を考慮し、AWSへのシステム移行をご提案。
「管理コスト」の削減を実現しました。
商号:日本工業検査株式会社
本社事務所:神奈川県川崎市川崎区 本町1-5-16
設立年月日:1963年8月14日
従業員:531名(2022年4月1日現在)
URL:https://www.nikkoken.com/
事業内容
社会や産業を支える化学プラントや発電設備・石油関連施設。多くの人が集う商業施設やオフィスビル。物流の基盤となる橋梁やトンネル。
私たちの身近なさまざまな建造物・構造物は、常に腐食や金属疲労などによって健全性が損なわれるリスクに晒されています。
私たち日本工業検査は、非破壊検査・計測・診断のプロフェッショナルとして、確かな技術で、建造物・構造物の安全を支えています。
オンプレで利用しているシステムのサーバOS(Windows Server 2012 R2)のメーカーサポート終了および利用ミドルウェア(SQL Server2012)のサポート終了に伴うアップデート対応が必要。
オンプレで利用しているサーバのH/Wについてベンダー保守契約が満了に伴い、オンプレミスで再構築するかどうか検討が必要。
利用サーバは本社サーバー室へ設置しているため、BCP対策の検討が必要。
以上の課題があった。
移行先の選定として、以下の基準・条件を設けている。
AWSサーバ移行プロジェクトの前段として、山九グループネットワークへ「ネットワーク統合プロジェクト」を完遂している状況であり、拠点からサーバーへのアクセスにおいて、ネットワーク環境の変更なく、かつセキュアな環境(DirectConnect利用)で通信が可能であった。
また、昨今の半導体不足による、H/Wの調達リスクが懸念されたが、AWSを利用するにあたり、上記の様にすでにAWSへ接続できる環境もあり、すぐにサーバーを構築できる状態であった。
インフォセンス社の保守を受けることにより、サーバー・PC含めてワンストップの保守管理体制を構築できる点も高い評価ポイントであった。
日本工業検査様にて保持しているシステムの「OSサポート期日」
「サーバーH/W保守満了期日」を考慮し、AWSへのシステム移行をご提案。
以下のメリットがあることが評価ポイントとなり、ご採用頂きました。
オンプレ稼働中のシステムのうち、「OSのサポート期限」および「H/W保守サポートの期日満了」を考慮し、AWS上にどのサーバーを移行するかが最初の課題であった。検討の結果、サーバ停止による業務インパクトが大きい「基幹業務系のシステム」をAWS上に移行することで決定した。
オンプレミスには、業務インパクトが少ない「セカンダリ ADサーバー」「WSUSサーバー」「資産管理サーバー」「バックアップサーバー」を残すことにした。
AWS構築のスケジュール面や、サポート面でも全く問題はなかった。他の関連会社でのAWS移行実績もある為、経験値を活かしてのサポートであったと感じる。
これまでサーバールームにて稼働していた「物理機器」が存在しないことに違和感は感じるものの、移行完了後、正常稼働している状況である。サーバーやネットワークのシステム管理では、トラブル時に調査など時間を要している部分があったが、物理サーバーを保持せずクラウド利用するとにより「管理コスト」は削減されていると感じる。また、インフォセンス殿のサポート体制(PC含めたワンストップ保守管理体制)についても確立されており、問題ないと感じる。
さらなるシステム保守・運用業務の効率化を目的とし、今回のAWSへのシステム移行で非対象となったシステムについても、今後AWSへ移行を検討したいと考えている。
※ AWS、Amazonは、アマゾン テクノロジーズ インコーポレイテッドの登録商標です。
※ Windowsはマイクロソフト・コーポレーションの登録商標です