株式会社サンキュウ・トランスポート・中部/コネクティット・セイフティ・マネジメント・システム導入事例
情報の一元化と分析を可能としたことで、 継続的な安全・品質の価値向上を実現しました。

株式会社サンキュウ・トランスポート・中部
- 所在地 本社:愛知県海部郡蟹江町
- 従業員 101名
- URL https://www.sankyu.co.jp/stgroup/office/stcb.html

企業概要
愛知県、岐阜県、三重県、静岡県を中心に国内トラック運送事業を担う山九グループの企業です。 山九グループ独自の品質マネジメントシステムの運用や、安全性優良事業所(Gマーク)、グリーン経営など公的認証の取得など、徹底した安全管理や品質管理によって、継続的な安全、品質レベルの向上に日々努めています。 また3PLに代表される大規模な物流改善などにも、山九グループの総合力を駆使し、お客様の物流効率化をトータルでサポートします。
事業概要
国内一般トラック輸送、海上コンテナ輸送、重量・長大物輸送、危険物輸送など
お客さまの背景・課題
サンキュウ・トランスポートでは安全対策のために、ドライバーの画像による検知・警告、衝突防止補助の機能を有する「安全運行支援機器」ならびにリアルタイム通信機能を備えたデジタルタコメーター、ドライブレコーダーの積極的な安全投資をすすめてきた。 しかしながら異なるデバイスの情報を確認するため、「判断や評価の遅れにつながる。」、「統合的な分析・レポートなどのデータ活用が思うようにできない。」などの課題から、 運行管理の高度化のためのデバイスの一元管理を行う必要があった。
導入効果
情報の一元化と分析を可能としたことで、継続的な安全・品質の価値向上を実現
これまで個々に警告通知されていた情報の一元化と分析を可能としたことで、ドライバー毎都度の警告と監視だけでなくドライバー毎の運転のクセや走行ルート、乗務した車両種別などの統合的なデータからの分析による習慣や特性を把握し、タイムリーな安全指導につなげ、ドライバーの安全感性を高めることで、事故防止につなげることで継続的な安全・品質の価値向上を図ることができる。
1点目に各種センサーデータをクラウドに集約することから膨大なデータを処理・蓄積する必要があり、AWSではデータボリュームに応じたコスト試算も可能となり、処理能力やデータボリュームに応じスケーリングが容易にできることが決め手となった。
2点目はAWSではリソースの柔軟性からスモールスタートで開始ができ、サービスを拡張・組み合わせによりイテレーションとリリースにおいて、スピード感を持った開発が可能であると判断した。
3点目はグループ内にて既にAWSを利用しており、セキュリティ基準や要員・ノウハウの活用が可能であり、合わせてAWSが有する「信頼性」、「可用性」、「保守性」、「 Security:安全性・機密性」の観点でも優れていると判断した。