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導入事例

株式会社サンキュウ・トランスポート・中部/コネクティット・セイフティ・マネジメント・システム導入事例

  • 業種 運輸業
  • 導入サービス コネクティット・セイフティ・マネジメント・システム(CSMS)

情報の一元化と分析を可能としたことで、
継続的な安全・品質の価値向上を実現しました。

株式会社サンキュウ・トランスポート・中部

株式会社サンキュウ・トランスポート・中部

社名:株式会社サンキュウ・トランスポート・中部
本社:愛知県海部郡蟹江町
営業所:5営業所
従業員:101名
車両台数:63台
URL:home page

企業概要
愛知県、岐阜県、三重県、静岡県を中心に国内トラック運送事業を担う山九グループの企業です。
山九グループ独自の品質マネジメントシステムの運用や、安全性優良事業所(Gマーク)、グリーン経営など公的認証の取得など、徹底した安全管理や品質管理によって、継続的な安全、品質レベルの向上に日々努めています。
また3PLに代表される大規模な物流改善などにも、山九グループの総合力を駆使し、お客様の物流効率化をトータルでサポートします。

事業内容
国内一般トラック輸送、海上コンテナ輸送、重量・長大物輸送、危険物輸送など

導入サービスの概要

お客様の背景・課題

サンキュウ・トランスポートでは安全対策のために、ドライバーの画像による検知・警告、衝突防止補助の機能を有する「安全運行支援機器」ならびにリアルタイム通信機能を備えたデジタルタコメーター、ドライブレコーダーの積極的な安全投資をすすめてきた。

しかしながら異なるデバイスの情報を確認するため、「判断や評価の遅れにつながる。」、「統合的な分析・レポートなどのデータ活用が思うようにできない。」などの課題から、
運行管理の高度化のためのデバイスの一元管理を行う必要があった。

サービスの概要イメージ

コネクティット・セイフティ・マネジメント・システム(CSMS)はデジタルタコメーター、ドライブレコーダーなどの車載器情報や安全運行支援機器の警告情報を車載器の通信機能を経由し、クラウド上のデータベースに集約。運行中の各種情報の一元管理と可視化を実現した。

図はクリックで拡大できます

導入効果として以下の点があげられる

情報の一元化と分析を可能としたことで、継続的な安全・品質の価値向上を実現

これまで個々に警告通知されていた情報の一元化と分析を可能としたことで、ドライバー毎都度の警告と監視だけでなくドライバー毎の運転のクセや走行ルート、乗務した車両種別などの統合的なデータからの分析による習慣や特性を把握し、タイムリーな安全指導につなげ、ドライバーの安全感性を高めることで、事故防止につなげることで継続的な安全・品質の価値向上を図ることができる。

AWSを選択した理由

本サービス構築における課題・検討事項
  • 多大なデータボリュームに耐えられる構成が実現できること
  • スモールスタートで始められ、グループ各社への横展開が容易に実施できること
  • 運用・保守面の負荷削減が可能な構成が実現できること
AWSを選定した理由

1点目に各種センサーデータをクラウドに集約することから膨大なデータを処理・蓄積する必要があり、AWSではデータボリュームに応じたコスト試算も可能となり、処理能力やデータボリュームに応じスケーリングが容易にできることが決め手となった。
2点目はAWSではリソースの柔軟性からスモールスタートで開始ができ、サービスを拡張・組み合わせによりイテレーションとリリースにおいて、スピード感を持った開発が可能であると判断した。
3点目はグループ内にて既にAWSを利用しており、セキュリティ基準や要員・ノウハウの活用が可能であり、合わせてAWSが有する「信頼性」、「可用性」、「保守性」、「 Security:安全性・機密性」の観点でも優れていると判断した。

導入後

同社を含め、グループ6社に本サービスの展開・導入を実施。各社への展開においても、AWSの柔軟性と拡張性を活用し容易に横展開を図ることができ、現状トラブルなく稼働継続中。

アーキテクチャー

図はクリックで拡大できます

利用サービス名

Amazon Virtual Private Cloud (Amazon VPC) / Amazon Elastic Comp ute Cloud (Amazon EC2) /
Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) / Amazon Route 53 / Amazon RDS /
Amazon CloudWatch / AWS WAF / El astic Load Balancing

今後の展望

高度化するネットワーク、センサーやデバイス機器のIoT化など先進のテクノロジーを取り入れ輸配送情報をリアルタイムに可視化し、安心・安全・品質向上を価値に変革できる車両、ドライバー、貨物の情報をトータル管理できる仕組みを最終的には目指している。
そのため、最新のテクノロジーや負荷の増大に柔軟に対応できるシステム基盤としてAWSを継続的に利用していく。

※ AWS、Amazonは、アマゾン テクノロジーズ インコーポレイテッドの登録商標です。
※ Windowsはマイクロソフト・コーポレーションの登録商標です。

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ご興味がある方は、お気軽にお問い合わせください。
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